健康や美容に関心がある方なら、一度は耳にしたことがあるかもしれない「チアシード」。その見た目はごまのように小さな粒ですが、ぎゅっと栄養が詰まったスーパーフードとして、注目が集まっています。
この記事では、チアシードの基本情報から美容・健康効果、食べ方のコツまで、わかりやすくご紹介します。
チアシードとは?
チアシードは、主に中南米で育つ「チア」というシソ科の植物の種子。マヤ文明の時代から「チカラの種」として重宝されてきた、歴史のあるスーパーフードです。 水に浸すと10倍以上に膨らみ、ぷるぷるのジェル状になるのが特徴です。クセのない味なので、どんな料理にもなじみやすく、毎日の食事に取り入れやすいと人気が高まっています。チアシードの栄養素と美容・健康効果
腸内環境を整える
チアシードには食物繊維が豊富に含まれており、腸の動きをサポートします。便秘解消や腸内の有害物質を排出する効果が期待できます。満腹感が得られる
水分を含んで膨らむ性質があるため、少量でも満足感が得られやすく、ダイエット中の間食代わりにおすすめです。美肌づくりをサポート
チアシードには、植物性のオメガ3脂肪酸(αリノレン酸)が含まれており、肌の乾燥対策やエイジングケアをサポートします。コレステロールや中性脂肪を下げる
チアシードの食物繊維は余分な脂質を吸着し、胆汁酸の排出を促進する働きがあります。血中コレステロールの減少と心臓発作や脳卒中のリスクを軽減させる効果が期待できます。さらに、オメガ3脂肪酸のα-リノレン酸は中性脂肪を減少させるといわれています。チアシードのおすすめの食べ方・取り入れ方
チアシードは、そのまま食べると消化しにくいので、水に10分ほど浸けてジェル状にしてから使うのが基本です。ぷるぷるとした食感が楽しめ、飲み物や食事にプラスするだけで手軽に栄養を取り入れられます。- ヨーグルトに混ぜて
- スムージーにプラスして
- プリンやゼリーの材料に
- オートミールやグラノーラにトッピング
- サラダやスープに加えて
チアシードヨーグルトボウルのレシピ
ぷるっとした食感がクセになる、朝食にもおやつにもぴったりの一品。手軽に栄養チャージできるので、忙しい朝にもおすすめです。<材料(1人分)>
- チアシード…小さじ2
- 水またはアーモンドミルク…大さじ4
- プレーンヨーグルト…100g
- お好みのフルーツ(バナナ、ベリーなど)…適量
- はちみつやメープルシロップ…お好みで
<作り方>
- チアシードに水(またはアーモンドミルク)を加えてよく混ぜ、10分以上おいてジェル状にする。
- 器にヨーグルトを入れ、①のチアシード、フルーツをのせる。
- お好みではちみつなどをかけて完成。