近年、健康志向やナチュラル志向の高まりとともに注目されている「サジー」は、ビタミンやミネラル、アミノ酸など200種類以上の栄養素を含むスーパーフードです。
特に女性の間で「鉄分補給」や「美肌効果」が期待できると話題になり、サジージュースを取り入れる人が増えています。疲労感や貧血、肌荒れなどの悩みに応える栄養素が豊富なことから、SNSや美容系インフルエンサーの発信をきっかけに注目を集め、日常的な栄養・美容ケアとして定番化しつつあります。
本記事では、サジーの由来や美容・健康効果、活用方法まで、まるごとご紹介します。
サジーの産地・由来
サジー(英語名:シーバックソーン)は、ユーラシア大陸原産のグミ科の植物で、特にモンゴル、中国、チベット、ヨーロッパの一部などの高地・寒冷地に自生しています。乾燥や寒さにも強く、標高の高い場所でも育つことから「生命力の強い植物」として古くから薬草や民間療法にも利用されてきました。 モンゴルでは伝統的に「太陽の果実」と呼ばれ、寒さで疲れた身体にエネルギーを与える果実として重宝されています。サジーの栄養素と美容・健康効果
美肌サポート
サジーはビタミンCが豊富で、コラーゲン生成を助け、肌のハリや弾力を維持します。抗酸化作用もあり、紫外線ダメージや老化の原因となる活性酸素を除去し、エイジングケアにも効果的です。鉄分補給
サジーはプルーンの約22倍の鉄分を含み、特に女性に嬉しい栄養素です。鉄分は貧血予防や改善に効果があり、ビタミンCとの相乗効果で吸収率が高まります。腸内環境の改善
サジーは食物繊維と有機酸を豊富に含み、腸内フローラを整えます。便秘改善や腸内環境の正常化をサポートし、免疫力アップや代謝促進にも効果的です。疲労回復
サジーはビタミンB群やアミノ酸を含み、エネルギー代謝を助けます。日々の疲れやストレスの回復をサポートし、集中力やパフォーマンスの向上にも役立ちます。サジーのおすすめの食べ方・飲み方
一般的に流通しているサジーはジュースの形が多く、希釈タイプの原液やストレートタイプがあります。1日あたり15〜30ml程度を目安に毎日の習慣として取り入れると、体調や肌の変化を実感しやすくなります。原液は酸味が非常に強いため、以下のように工夫して飲むのがおすすめです。- 水や炭酸水で割る
- オレンジジュースやリンゴジュースに混ぜる
- ヨーグルトに加える
- ハチミツを少し加えてまろやかに
サジースムージーのレシピ
<材料(1人分)>
- サジージュース(原液)…大さじ1
- バナナ…1本
- 豆乳(またはアーモンドミルク)…150ml
- はちみつ…小さじ1(お好みで)
- 氷…適量
<作り方>
- すべての材料をミキサーに入れ、滑らかになるまで攪拌する。
- グラスに注いで完成。